葬儀!

個数:
  • ポイントキャンペーン

葬儀!

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月03日 19時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784760154593
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0039

出版社内容情報

13か国、死への旅!
人類学と考古学の知見とともに、
「死」の独立研究者がご案内。

“世界には、社会集団の数と同じだけ葬儀の形があります。ですから、そのすべてについて語ることなどとてもできません。そこで、あらゆる時代と場所を通じて、死者に対する生者の行為が非常に特殊だと思える例を選びました。多くの資料や科学的研究に基づいたうえで、私自身が旅や調査で集めた証言も取り入れています。現地の人々とのやりとりは、死に対する私の見方を大きく変化させると同時に、いろいろな国に住む多くの人々と知り合う喜びも与えてくれました。死を研究していると、いつも「生」のただなかに導かれていきます。そしてそれこそが、この本でお伝えしたいことなのです。”(本文より)

さらに、人類学者・金セッピョル先生による、
より深く学びたい人のための指南(ガイド)付き。

“葬儀をめぐる世界の旅はいかがでしたか? 本のタイトルにもあるように、珍しい葬儀の数々や、葬儀そのものの奥深さに「!(ビックリ)」させられたところではないでしょうか。私たちが生きている時代や地域とは異なる考え方は、ときおり私たちの固定観念を破り、想像力の幅を広げ、自由をもたらしてくれるものです。〔…〕ここでは、葬儀を研究している文化人類学者の私とともに、本文の内容を吟味してみましょう。”(解説より)

内容説明

13か国、死への旅。人類学者・金セッピョル先生によるさらに深く学びたい人のための指南付き。

目次

生きている者と死んでいる者
フランスの葬儀―“伝統”の起源に立ち戻る
ルーマニアの「ポマナ」―死者の食卓
シチリアの死者について語る―パレルモのカタコンベにて
スコットランドの死体金庫―モートセーフ:死体泥棒を防ぐ
ニューオーリンズの音楽葬―伝統のルーツ
メキシコの死者の日―死者と共に死者を偲ぶ祭り
ボリビアのナティタス―死者の頭蓋骨を崇める
アル・カラーファ、カイロの死者の街―エジプトの墓地にあるスラム
マダガスカルのファマディハナ―死者は死んでいない〔ほか〕

著者等紹介

カズ,ジュリエット[カズ,ジュリエット] [Cazes,Juliette]
死についての独立研究者。死に関するあらゆるトピックを普及するため、2017年以来、ウェブサイト「Le Bizarreum」で記事、動画、ポッドキャストを作成・発信。考古学や人類学の知識、世界各地を旅した経験を生かし、フランスではタブーとされているこのテーマに挑んでいる。2009年に考古学、古典人類学、自然人類学の学士号、2015年に観光学における上級技術者の証明書、2020年に葬儀屋の国家資格を取得。在学中は博物館や考古学の分野で働いた

吉田良子[ヨシダヨシコ]
仏文翻訳家。1959年生まれ。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そら

72
死についての研究者であるフランス人著者の翻訳本である本作は、様々な国で行われていた(いる)世界の珍しい葬儀の文化を紹介している。ミイラにしたり、掘り返したり、誰とも判らぬ頭蓋骨を飾ったり、ハゲ鷹に食させたり。死は汚れではなく、死体だったとしても家族であり交流するものだという文化は世界各地に存在している。そして、その儀式が年齢や性別、社会的地位により変わることも興味深い。死者への弔いは生者にしかできない。そこには故人への愛情が必ずある。スマホ片手に画像や補足を調べながら、非常に興味深い内容で面白かったです。2022/09/06

ズー

16
えぇ!!!!そんな埋葬の仕方をする国があるの?と驚きの連続。だがしかし、他国からみたらそれぐらい日本の火葬とか骨壷とかも驚きだったりするんだろう。豪華な葬儀をするためにお金が貯まるまで、綺麗にした死体とそれまで家で生活する文化とかは、ほんとにびっくりした。怖すぎる!でも、どれもそれぞれそこに愛があるからこその行動でもあると思った。2022/09/20

DEE

8
民族や文化が変われば葬儀も変わる。死生観というものは決して固定されているものではないのだな。日本では生者と死者の距離がどんどん離れていっている気がする。それがいいことなのかそうではないのかは、よくわからないけれど。2022/10/07

よしじ乃輔

6
死を見ることで生をより感じる。生者から死をどう捉えているか、各国の葬儀を紹介。驚くような葬儀もあるが、各々の信仰は文化にも通じるのだと思いました。日本での葬儀にテクノロジーを駆使したケースが紹介されています。そう遠くない先に一般化されるのでしょうか。選べるならば鳥葬にしたい。2023/05/25

qoop

6
国や地域、文化によって大きく異なる葬儀の形。本書は、文化人類学者である著者が世界13カ国の葬儀の在り方を紹介した一冊だが、歴史を追いながら国ごとに異なる死との向き合い方を小文にまとめていて興味深い。過去と現在で情報量に濃淡があるとも感じられるが、これは仕方のないことだろう。それにしても、文化の多様性が問われる機会が多くなった今でも、改めて考えると葬儀について語られることは少ないと感じる。日本でのイスラム教徒の土葬問題が取り上げられた記事を目にしたが、今後増えて行くのかもしれないな、と。2022/08/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19952695
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品